素粒子論研究
Online ISSN : 2433-2895
Print ISSN : 0371-1838
Dyson-Schwinger方程式を用いたカイラル対称性の自発的破れの分析 : 実時間形式(熱場の量子論とその応用,研究会報告)
笛木 祐子中川 寿夫横田 浩吉田 光次
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2001 年 103 巻 1 号 p. A187-A191

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抄録

カイラル対称性の破れと回復を調べるために、遅延伝播関数の極に対応する質量項を実時間形式をとったDvson-Schwinger方程式で求める。今回、ゲージ粒子の伝播子と頂点関数に硬熱ループ再加算の効果を入れることを提案する。そのため、実時間形式での頂点関数に対する硬熱ループ補正の計算を示した。

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© 2001 著者
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