東京大学宇宙線研究所
神戸大学自然科学研究科
神戸大学理学部
2001 年 103 巻 5 号 p. E130-E131
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D-1次元ミンコフスキー空間とS^1にコンパクト化された空間をもつO(N)対称なスカラー理論で、S^1方向に「ねじれた」境界条件がある場合について、今までにない新しい相構造があることを解析した。そのとき相転移はツリーおよび幅射補正の両方またはどちらかのみを起源として起こりうる。また幅射補正はコンパクト化の半径が小さくなったとき対称性を回復させるだけではなく、自発的に破ることもある。またS^1方向の並進対称性が自発的に破れる事も示した。
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