素粒子論研究
Online ISSN : 2433-2895
Print ISSN : 0371-1838
lognormalな時間変動 : GRB&Blazar(ガンマ線バースト(GRB2001),研究会報告)
米徳 大輔村上 敏夫
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 105 巻 2 号 p. B12-

詳細
抄録
GRBは激しい時間変動を伴う現象であり、バースト中の各スパイク構造について、スパイク幅(duration)、隣合うピーク間隔(interval)、ピーク計数(fluence)などの頻度分布が対数正規分布(lognormal distribution)に従うことが示されている。本研究発表では、GRB以外の激しい時間変動を示す天体について同様な頻度分布を調べ、特にBlazarの中にもlognormalが隠されていることを見い出したことを報告する。
著者関連情報
© 2002 著者
前の記事 次の記事
feedback
Top