素粒子論研究
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E373解析の現状(基研2001年度後期研究会「ストレンジネス核物理最前線」,研究会報告)
高橋 仁
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2002 年 106 巻 2 号 p. B29-B31

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抄録

ストレンジネス -2を含む原子核を探すハイブリッド・エマルション実験E373がKEK 12GeV陽子シンクロトロンで行なわれた。現在もエマルションの解析が進行中であるが、これまでにダブルハイパー核のイベントが2例、シングルハイパー核が同時に2個出来る、ツイン・ハイパー核のイベントが2例見つかっている。ここでは、これらのイベントを紹介するとともに、ダブルハイパー核の崩壊モードの解析について述べる。

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