素粒子論研究
Online ISSN : 2433-2895
Print ISSN : 0371-1838
2. 交換磁気能率について
黒星 宝
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1957 年 15 巻 6 号 p. 574-581

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抄録
二核子系に対する交換磁気能率のoperatorとphotopion productionのmatrix elementを用いて表わすと、この部分が以下示される如くpionnucleon散乱と密接な関係がつけられるので、結局pion-nucleon散乱の実験値を交換磁気能率のoperolorの中に含ませることができて、その意味で摂動法などによらない、少くとも原理的には正確な結果と得ることができる。ただここでは交換するpionの個数は1個に限って話を進める。
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© 1957 著者
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