東大教養
1993 年 88 巻 3 号 p. C57-C58
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遠方の銀河などの天体の像が、多重重力レンズによってどのように変形し、明るさを変化させるかを数値計算で調べた。z>1では、重力レンズ効果がなかったときに比べて典型的な銀河の明るさは(1+z)^<-1.4√<Ω_s>に比例して暗くなることがわかった。ここで、Ω_sは銀河等のレンズ効果がある比較的コンパクトな天体の密度パラメータである。なお、平均の明るさは変化しない、すなわち、小数の銀河は重力レンズによって非常に明るくなる。
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