プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2005年度秋季
セッションID: 1202
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1202 上流フェーズ品質工学5つのV : 品質の定量的・定性的な可視化の重要性(一般セッション)
細川 宣啓
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抄録
市場での品質工学に対する感心の高まりと,メトリクス・データ測定結果を併用した実証的観点での著作/研究成果の登場により,品質工学の問題領域は大枠が確定してきた感がある.しかしコスト(単位=円)や期間(単位=日/月/年)と異なり,"単位を持たない"ゆえに定量化の困難な品質評価についてはまとまった概念がなく今後の研究が待たれる領域である.そこで本稿では,この中で筆者が所属する品質検証の専門家(ITG:Independent Test Group : 第三者テストグループ)による上流フェーズでの品質の評価・検証技術について必要な観点と今後の研究領域について概説する.技術的側面と管理・人的側面の両方に焦点を当て,5つの「V」を提案して今後の重点研究領域を検証する.
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© 2005 プロジェクトマネジメント学会
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