プロジェクトマネジメント学会誌
Online ISSN : 2433-3069
Print ISSN : 1345-031X
ソフトシステム方法論を用いたプロジェクトマネジメントの問題把握 : プロジェクトマネジメントオフィスとプロジェクトチームの連携の改善(<特集>問題や失敗に学ぶ)
鈴木 聡初田 賢司内山 研一
著者情報
ジャーナル 認証あり

2005 年 7 巻 6 号 p. 16-21

詳細
抄録
混乱プロジェクトを削減するためには組織としてプロジェクトのマネジメント力を向上させる施策に取り組む必要があり,そのための施策を企業レベルで推進するためにPMOが設置される.PMOの活動はPMOとプロジェクトチームの連携を基にしており,プロジェクトのマネジメント力の向上は両者の連携の仕方に依存している.本稿はこの連携の改善を図るためにSSM(Soft Systems Methodology(P.Checkland 1981))による"'本音"のディスカッションを通して問題把握を行った事例を述べ,SSMがプロジェクトの状況を改善するために有効なプロセスであることを示す.
著者関連情報
© 2005 一般社団法人プロジェクトマネジメント学会
前の記事 次の記事
feedback
Top