SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section B
X線吸収分光測定によるアルミニウムおよびニッケルめっき表面構造の解析
岡本 泰志
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ジャーナル オープンアクセス

2014 年 2 巻 1 号 p. 78-81

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抄録
近年自動車業界では、燃費向上のための軽量化やエレクトロニクス化が進み、材料に樹脂やアルミニウム合金、ニッケルめっきが多用される一方で、樹脂と金属間の接着信頼性の向上が重要な課題となっている。そこで本課題では、ニッケルめっきおよびアルミニウム表面の化学構造をX線吸収分光測定により解析した。その結果、ニッケルめっき表面はNi3P、アルミニウム表面はAlの構造であることを確認した。
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