SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
Stopped-flow/SAXS を用いたジアルキル型カチオン性界面活性剤水溶液の単層膜および多層膜ベシクル形成過程の追跡
川端 庸平林 賢利正岡 幸子
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ジャーナル オープンアクセス

2021 年 9 巻 5 号 p. 266-269

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抄録
 ジエステル型カチオン界面活性剤 (DE:di[tallowethylester]dimethylammonium chloride) は代表的な柔軟基剤であるが、一般的に分散剤として塩やノニオン界面活性剤の添加が行われる。しかしこれら添加物による DE 水溶液内の膜構造に与える影響については不明な点が多い。さらに、ベシクル/平板ラメラ転移が洗濯槽内での流動場によっても生じることが報告されており、ノニオン界面活性剤添加効果と同時に流動場による影響も含めて調べることが重要である。そこで本研究では添加物としてのノニオン界面活性剤に注目し、DE 水溶液にノニオン界面活性剤
C12En [C12H25(OC2H4)nOH] を添加した際の水溶液内の希釈構造を明らかにすることを目的とした。
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