表面科学講演大会講演要旨集
第24回表面科学講演大会
セッションID: P09
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11月8日(月)
吸着タングステン表面の仕事関数に関する第一原理計算
*田中 博郎中山 遥渡辺 一之
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抄録

これまで仕事関数を小さくするには、表面に対して垂直に双極子モーメントを誘起させることがよいと考えられてきた。このためタングステン表面に異種原子を吸着させることによって、その仕事関数を小さくする実験が行なわれている。しかし吸着原子による双極子モーメントの向きが表面に対して水平なほど仕事関数が減少することが、近年実験から提唱された。その原因について本研究では第一原理計算を用いて解析を行なった。

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© 2004 社団法人 日本表面科学会
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