表面科学学術講演会要旨集
第33回表面科学学術講演会
セッションID: 27P090
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11月27日(水)
Cu表面におけるグリシン/アラニン分子自己組織化とキラリィティー
*中村 美紀植野 将太吉田 昭二武内 修金澤 研黒田 眞司重川 秀実
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キーワード: 自己組織化
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抄録
グリシン/アラニン分子をCu表面に吸着させると、(111)表面では量子柵構造が形成され量子閉じ込めによる電子状態が、(100)表面では自己組織化膜の形成により異方的な分散関係を持つ2次元電子状態が発現する。後者の場合、分子により異方的な分散関係から得られる有効質量の比が変化することも見出された。分子のキラリティーが重要な担う役割を担うことが明らかになったが、本講演では、これら詳細について紹介する。
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© 2013 公益社団法人 日本表面科学会
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