アモルファス氷・結晶氷薄膜の熱脱離速度の同位体効果とその宇宙科学的意義

加藤 史明; 杉本 敏樹; 原田 国明; 渡邉 一也; 松本 吉泰

doi:10.14886/sssj2008.35.0_146

2015年真空・表面科学合同講演会

セッションID: 1P39S

DOI https://doi.org/10.14886/sssj2008.35.0_146

会議情報

主催: 公益社団法人日本表面科学会, 一般社団法人日本真空学会

12月1日（火）

アモルファス氷・結晶氷薄膜の熱脱離速度の同位体効果とその宇宙科学的意義

*加藤史明, 杉本敏樹, 原田国明, 渡邉一也, 松本吉泰

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キーワード: アモルファス氷, 結晶氷, 昇温脱離, 同位体効果

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抄録

超高真空下で冷却したPt(111)基板上に，水分子(H2O)及びその同位体D2O, HDO分子からなるアモルファス氷薄膜と結晶氷薄膜を作成した．それぞれのアモルファス氷薄膜・結晶氷薄膜表面における水分子とその同位体分子の昇華速度を昇温脱離法を用いて測定した．当日は，これらの測定で見出された特異的な同位体効果を議論し，宇宙の星間氷における同位体濃縮機構についての新しい見解を述べる．

責任著者(Corresponding author)

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