表面科学学術講演会要旨集
2015年真空・表面科学合同講演会
セッションID: 2P10
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12月2日(水)
高精度積層構造分析技術の開発
*白水 達也今澤 貴史河原 弘幸上辻 哲也
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抄録
Ⅲ-Ⅴ化合物半導体素子は厚さ数 nmと非常に薄い膜を僅かに組成を変えて何層も積層する構造がしばしば用いられる。その多層薄膜構造の中の各層に対する詳細組成分析技術の確立を目的に、二次イオン質量分析(SIMS)を中心に最適手法検討を行ってきた。今回、原子レベルの空間分解能の組成分析手法である三次元アトムプローブを試行した結果、定量精度はSIMSに劣るものの界面急峻性に関しては高精度なデータが得られた。
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© 2015 公益社団法人 日本表面科学会
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