表面科学学術講演会要旨集
2016年真空・表面科学合同講演会
セッションID: 1Ga01
会議情報

11月29日(火)
多機能性を持つ生物の表面構造―バイオミメティクスの視点から
*針山 孝彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

生物は、炭素や水素や窒素などのユビキタス元素を用いて、個体の生死に関わる環境要因と直接関わる部分である生体表面において多様な機能を生み出し、また一つの構造を少しだけ改変することで多機能性を獲得している。これらの生物の仕組みを、材料開発に活かそうとするのがバイオミメティクスである。ナノからミクロンオーダーの構造と機能の研究を、NanoSuit®法と呼ばれる生物の形を観察する技術とともに紹介する。

著者関連情報
© 2016 公益社団法人 日本表面科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top