Strix
Online ISSN : 2434-8554
Print ISSN : 0910-6901
ISSN-L : 0910-6901
クロサギ Egretta sacra 黒色型の採食行動と環境構造の定量的分析
—翼半開き待ち伏せ法を中心に—
中嶌 真平
著者情報
キーワード: クロサギ, サギ, 採食行動, 環境
ジャーナル フリー

2026 年 42 巻 p. 23-38

詳細
抄録
クロサギの採食行動と利用される環境構造の調査を行った.翼を半開きにしてかがみ込んで待ち伏せる行動を,翼半開き待ち伏せ法と呼んだ.岩礁海岸を中心に,海岸線のさまざまな環境でさまざまな方法で採食行動を行っていた.水深が深い場所では待ち伏せ法を多く採用し,水深が浅い場所では歩き回り法や待ち伏せ法をバランスよく採用していた.飛翔中に餌生物を発見し,飛びながら水中に首を突っ込んで採食する方法を行っていた.翼半開き待ち伏せ法は,波がクロサギに触れている場合によく用いられていた.翼半開き待ち伏せ法は,岩礁海岸における姿勢制御の意味合いがあると推察できた
著者関連情報
© 2026 公益財団法人 日本野鳥の会
前の記事 次の記事
feedback
Top