山形大学医学部外科学第一講座(消化器·乳腺甲状腺·一般外科)
2008 年 23 巻 6 号 p. 703-709
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膵内分泌腫瘍の外科治療法について概説した.原発巣に対しては,腫瘍核出術,脾温存尾側膵切除術,脾臓摘出術を加えた膵体尾部切除術,膵頭十二指腸切除術やまれに十二指腸温存膵頭切除術などが症例に応じて選択される.悪性度の高いもの,リンパ節転移が疑われるものには予防的リンパ節郭清を考慮する.肝転移巣に対しては外科治療が第一選択となるが,化学療法やホルモン療法などの集学的治療が重要である. 膵腫瘍核出術および脾温存膵体尾部切除術の手術手技について詳しく述べた.
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