日本塩学会誌
Online ISSN : 2187-0322
Print ISSN : 0369-5646
ISSN-L : 0369-5646
気-液分散系における滞留量と滴径
元木 義和加戸 清治
著者情報
ジャーナル フリー

1964 年 18 巻 4 号 p. 175-180

詳細
抄録
1) 流れの状態と水柱長さの関係を明らかにし, ノズル内流速が同一の場合はノズル内径が大きいほど水柱長さは長くなる傾向がみられた.
2) 滞留量はノズル内流量に比例して増加し, ノズル内径滴, 径およびノズル間ピッチには影響されない.
3) ノズル内径dn=0.15~0.6cm, ノズル先端からの距離75~175cmの範囲においては, 層流域の体面積平均径d (cm) はつぎの式で示される.
d=(Vn0.35dn0.35)(0.21dn0.275) Vn: ノズル内流速 [cm/sec]
著者関連情報
© 日本海水学会
前の記事 次の記事
feedback
Top