財団法人塩事業センター海水総合研究所
2008 年 62 巻 4 号 p. 186-190
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塩の利用拡大のため, 塩ストレスによりダイコンの品質向上の可能性を検討した. 実験では, ダイコンへの塩の散布量を0, 10, 20, 30gに設定し, 栽培した後の大きさ, 硬さ, 糖度を測定した. 塩の散布量はダイコンの大きさ, 硬さには影響しなかった. 塩の散布量の増加に伴い, ダイコンの糖度は増加したが, 最大の有用性は30gの条件で示された. これらの結果から, ダイコンの品質は塩の散布により向上したと考えられた.
日本塩学会誌
塩技術研究
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