Synthesiology
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研究論文
次世代型下水汚泥焼却炉「過給式流動燃焼システム」の実用化
— 新規下水汚泥焼却炉の開発における産総研の役割 —
鈴木 善三村上 高広北島 暁雄
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2014 年 7 巻 1 号 p. 27-35

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抄録

国内の下水汚泥排出量は年々増加しており、その大部分は焼却処理されている。現状の下水汚泥焼却システムは、エネルギーを大量に消費し、また汚泥中の窒素含有量が高いため、燃焼により温暖化ガスであるN2Oを大量に排出することが懸念されている。この研究では、研究機関と民間会社との共同で、省エネルギー運転に加え、低環境負荷運転をも達成できる加圧流動焼却炉と過給機を組み合わせた次世代型汚泥焼却システムである「過給式流動燃焼システム」を提案し、実用化に至った。この論文では、提案したシステムの実用化に至るまでの研究開発について主に紹介する。

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