大気汚染学会誌
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統計モデルによる測定局の代表性の研究
加藤 均長沢 伸也大滝 厚塩澤 清茂
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1985 年 20 巻 5 号 p. 384-393

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抄録
対象地域に十分な測定局があり, 過去にそれぞれの測定局で十分なデータが得られている場合に, 統計的補間方法を応用して対象地域の濃度分布を推定し, 測定局の代表性を検討する方法を, 東京都の大気汚染常時測定局を例にして研究した。
削減または再配置の候補となる測定局の濃度が他の測定局の濃度データで推定可能という評価基準によって既存の測定局の重要度の評価方法を提案し, 事例研究によって測定局の削減手法や再配置手法として応用できることを示した。
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© 大気環境学会
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