手稲渓仁会病院消化器病センター
1999 年 13 巻 4 号 p. 354-359
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症例は43歳男性.腹部CT検査,超音波内視鏡検査にて胆嚢体部中心に隔壁構造を多数認め,大小さまざまな腔に分かれていた.ERCP検査でも同様の所見であり,稀な先天性奇形とされている多発隔壁胆嚢と診断し,腹腔鏡下胆摘術を施行した.病理組織学的検索の結果は胆嚢腺筋腫症であり,RASが高度に嚢胞状に拡張した特異な例であった.画像上興味ある形態を呈した症例と考えられた.
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