タウリンリサーチ
Online ISSN : 2434-0650
Print ISSN : 2189-6232
アルツハイマー病とタウリン
高堂 裕平
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2019 年 5 巻 1 号 p. 27-29

詳細
抄録
アルツハイマー病とタウリンの何らかの関連を示唆する研究報告が前臨床および臨床研究で蓄積しつつある。アルツハイマー病モデルマウスにおけるタウリン投与の有効性が報告されているが、アルツハイマー病の治療薬としてタウリンが有効であるかどうか、今のところ明らかにはなっていない。タウリンの多彩な作用を鑑みるに、アルツハイマー病における複数の病態機序にタウリンが効果を示す可能性があり、今後の検討が重要である。
著者関連情報
© 2019 国際タウリン研究会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top