一般財団法人電力中央研究所
2017 年 13 巻 p. 11-16
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火力発電所の脱硫排水においては,原因不明のCOD上昇が問題となり,対策に苦慮する場合がある。当所は,その原因物質として難処理性COD成分であるNS化合物に着目した。NS化合物は発電所排水からの排出実態に関する知見が少ないため,NS化合物の分析技術を確立し,NS化合物の排出実態について調査した。今回,COD上昇の原因物質がNS化合物である場合があることを特定し,酸化還元電位との関係を明らかにした。
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