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Trends in Glycoscience and Glycotechnology
Vol. 21 (2009) No. 122 P 335-344

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http://doi.org/10.4052/tigg.21.335

ミニレビュー

タンパク質の糖鎖修飾によって,それらの核移行が促進されることが報告されてきた(1-4)。このミニレビューでは,糖鎖が核移行に与える影響を,量子ドットを用いて調べた最近の筆者らの研究を中心に紹介する。量子ドットに提示させる糖鎖の種類そして密度が核移行の効率を大きく左右した。特にマルトトリオースを量子ドットに高密度に提示させることで最も高い核移行効率が観察された。細胞質画分が不要なことから,レセプタータンパク質による輸送と言うよりむしろ受動拡散によって細胞核に移行するメカニズムであると考えている。

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