Trends in Glycoscience and Glycotechnology
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ミニレビュー
蛍光標識スフィンゴ糖脂質のキャピラリー電気泳動を用いた単細胞代謝解析への応用
Yayoi YoshimuraHidenori TanakaNorman J. DovichiOle HindsgaulMonica M. Palcic
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2012 年 24 巻 138 号 p. 169-178

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抄録

スフィンゴ糖脂質(GSLs)は細胞表面に存在し、多様な生体内作用に関わる重要な分子である。GSLの代謝解析は重要視されているものの、構成成分が複雑なため未だ困難な面も残されている。我々は単細胞レベルでのGSL解析を目指し、蛍光標識GSL類似体とレーザー誘起蛍光検出キャピラリー電気泳動法を用いた分析法の開発に取り組んできた。これまでに本手法を用い単細胞レベルで糖脂質の代謝解析に成功している。本稿ではその方法論、化学酵素的手法による糖脂質類縁体の合成、単細胞の糖脂質解析例を紹介する。

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© 2012 FCCA(Forum: Carbohydrates Coming of Age)
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