産業技術総合研究所,触媒化学融合研究センター
2024 年 36 巻 211 号 p. J56-J58
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糖類の位置選択的官能基化は、保護及び脱保護工程を削減させることで、糖関連物質の合成を大きく簡略化する可能性を提供できることから、近年盛んに研究が行われている。特に有機化学的に創出される分子性触媒は、酵素には触媒できない官能基変換を実現可能であり、様々な触媒反応系が開発されてきた。本minireviewでは糖類の位置選択的官能基化の中で、酵素が触媒できない反応の一つである、シリル化反応の研究例を紹介する。
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