山形大学農学部
2006 年 11 巻 2 号 p. 97-101
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東北日本海側のブナ純林において,ブナに寄生しているヤドリギの分布を調べた。また,林床の積雪上に落ちている糞塊を調査することにより,鳥による散布の状況も調べた。この結果,ヤドリギは林内に比べて林縁部に多く分布していることが明らかになった。また,糞塊数も林縁部で多く見つかったため,種子散布は林内よりも林縁部で多いことが示された。また,同じ林縁部でも,特定の個体にヤドリギの着生や種子散布が集中していることも示された。
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