山形県森林研究研修センター
山形県庄内総合支庁
2003 年 8 巻 2 号 p. 99-101
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ナラ類集団枯損被害に対する,カシノナガキクイムシ殺虫用の薬剤防除法を有効活用するため,新成虫の脱出初発日の予測式を検討した。新成虫の初発日には温度が関係しており,4月1日を起算日とし,10.0℃を基準温度とした場合,5月末までの2ヶ月間の基準温度を上回る,標高補正した日平均気温の積算温度を説明変数とする初発日の予測式が導き出された。この結果,カシノナガキクイムシ新成虫の初発日予測が可能となった。
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