森林総合研究所東北支所
岩手県立大学
2004 年 9 巻 1 号 p. 34-37
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
アカマツ若齢人工林における14年間の巣箱利用率と,巣箱撤去後の生息密度変化によって,樹洞営巣性鳥類の誘致効果を調べた。巣箱設置はおもにヤマガラとシジュウカラの誘致に有効であった。また,巣箱を取り除いたところ繁殖密度が著しく低下した。そのため,同様の林分に食葉性昆虫の捕食者であるシジュウカラ類の生息密度を高く保つために,巣箱を継続的に設置することは有効である。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら