福岡赤十字病院
1987 年 30 巻 6 号 p. 557-560
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糖尿病性壊疽症例の分析を行った.1970年から1985年の16年間に4,131例の糖尿病症例が入院したが, うち47例に糖尿病性壊疽を認め1.14%の頻度であった.糖尿病壊疽症例は罹病期間が長くコントロール不良の例が多く, 他の糖尿病性合併症として神経障害, 網膜症, 腎症を高頻度に有していた.保存的療法で85%が治癒したが他の症例は切断を含む外科的処置を必要とした.糖尿病性壊疽を防ぐためには糖尿病のユントロールが大切であることが示された.
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