糖尿病
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原著
疫学
  • 武石 宗一, 森 昭裕, 河合 美由花, 吉田 洋平, 蜂谷 紘基, 湯村 崇之, 伊藤 隼, 澁谷 高志, 伏見 宣俊, 大橋 憲嗣, 河 ...
    61 巻 (2018) 4 号 p. 151-160
    公開日: 2018/04/30
    ジャーナル 認証あり

    糖尿病患者における創部治癒遅延と創部治癒遅延リスク因子(既知リスク),血糖変動との関連を検討した.入院し血糖値を1日3回以上測定した糖尿病合併非重症手術患者372例を後ろ向きに解析した.創部治癒遅延は皮膚手術創の術当日から抜糸までの日数(有糸創部日数)で評価した.既知リスク(白血球,C反応性蛋白,アルブミン,ヘモグロビン,総ビリルビン,推算糸球体濾過率,体温),有糸創部日数間で測定したすべての血糖値から算出した平均血糖値,標準偏差(SD),変動係数(CV),1日平均血糖リスク範囲(ADRR),低血糖の有無と有糸創部日数との関係を線形回帰分析にて検討した.既知リスクは有糸創部日数に関連しなかった.ADRR,CV,SDの上昇は有糸創部日数の延長に独立して関連した.糖尿病患者においては,既知リスクより血糖変動幅が有糸創部日数の遅延に関連することが示された.

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診断・治療(食事・運動・薬物)
  • 川井 紘一, 本橋 しのぶ, 藤原 和哉, 山﨑 勝也, 栗原 義夫, 平尾 紘一, 杉本 英克, 高村 宏, 金塚 東, 前川 聡, 糖尿 ...
    61 巻 (2018) 4 号 p. 161-170
    公開日: 2018/04/30
    ジャーナル 認証あり

    Drug-naive 2型糖尿病患者にDPP-4阻害薬またはSU薬処方後2年間の治療効果について,CoDiC入力データを集計しレトロスペクティブな比較検討を行った.2015年7月末集計時点でDPP-4阻害薬(DPP-4i群),SU薬(SU群)対象患者は各々498名,349名.DPP-4i群はSU群に比べ,処方開始時HbA1c 9.0 %以上でもHbA1c低下度が大きく,HbA1c 7.0 %未満達成率が高く,他剤追加が少なかった(各々42 %,54 %,追加薬は主にビグアナイド薬).BMI増加はDPP-4i群では処方開始時HbA1c 10.0 %以上患者群のみに,SU群では処方開始時HbA1cに関わらず認められた.以上の結果は傾向スコアマッチング解析でも認められ,DPP-4阻害薬はdrug-naive 2型糖尿病患者に対して,SU薬に優る薬効が得られるインスリン分泌促進系薬剤である可能性が示唆された.

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患者心理・行動科学
  • 西村 亜希子, 和佐 真奈美, 原島 伸一, 任 和子, 稲垣 暢也
    61 巻 (2018) 4 号 p. 171-180
    公開日: 2018/04/30
    ジャーナル 認証あり

    Flash glucose monitoring(FGM)はリアルタイムに血糖変動を視認できる利点があるが,得られる情報量が非常に多くなるため,モニタリングによる患者への影響と必要な療養支援について検討が必要である.本研究では,SMBGを1日に1型糖尿病(T1DM)で3回,2型糖尿病(T2DM)で2回以上の施行者を対象に,FGMを2週間装着し,装着前後と12週後の自己管理行動,精神的健康状態,治療満足度,体重,体組成,血圧,血糖,血清脂質を評価した.装着中にT1DMでは血糖改善および低血糖軽減,T2DMではQOL改善に役立つ可能性が示唆された.一方,T1DMでは脂質摂取の増加,T2DMでは野菜摂取の減少を認めた.T1DM,T2DMともに運動療法や血圧,脂質には変化を認めなかった.FGM使用時は血糖管理のみならず総合的に療養指導を行い,セルフケア行動が向上するよう支援することが重要である.

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症例報告
  • 宮田 佳穂里, 玉置 真也, 吉松 卓, 山本 昇平, 山本 怜佳, 河島 明, 若﨑 久生
    61 巻 (2018) 4 号 p. 181-188
    公開日: 2018/04/30
    ジャーナル 認証あり

    ミトコンドリア糖尿病は本邦の糖尿病患者の約1 %を占めるが,妊娠がミトコンドリア糖尿病に及ぼす影響はまだよく知られていない.今回我々はミトコンドリア遺伝子A3243G変異を呈したミトコンドリア糖尿病の妊娠経過を姉妹例で観察できた.症例1は25歳女性,妊娠28週時に妊娠糖尿病と診断され,妊娠34週に切迫早産にてリトドリンを投与されてからインスリンが必要となり最大36単位/日を必要とした.症例2は27歳女性(症例1の実姉),妊娠前から糖尿病にてインスリン13単位/日投与していた.妊娠22週頃から急激に血糖コントロールが悪化しインスリンの必要量が増え最大136単位/日を必要とした.2例とも肥満はなく,妊娠中にインスリン必要量が著しく増加した原因としてミトコンドリア機能不全が関与した可能性があり,ミトコンドリア糖尿病では妊娠中に母体の耐糖能が悪化するリスクがあると推察された.

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