日本図書館協会
2003 年 54 巻 5 号 p. 234-241
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
子どもに読書をすすめるための法律および政府計画が示されたが,その成立過程を整理するとともに,子どもたちの読書環境の現状をデータにより明らかにした。OECD調査を加えてみたとき,日本の子どもたちの読書環境には多くの問題点が指摘できる。それらをふまえて法と計画についての特徴と問題点を述べ,自治体が立案する計画には,子どもたちが自発的に読書を行うことのできる環境整備を図るものとして立案するよう,法と政府計画を生かすような工夫を求めたいと考えた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら