神戸大学附属図書館
2004 年 56 巻 1 号 p. 14-29
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電子図書館におけるメタデータの有効性を高めるには,その意味的側面や構文的側面に加えて,データ作成単位や資料構造の表現についての検討が必要である。神戸大学附属図書館の「震災デジタルアーカイブ」は,資料中の各構成要素をメタデータの作成単位とし,資料を構成要素群からなる階層構造ととらえる組織化手法に特色がある。本稿では,資料中の構成要素の取扱いに焦点を絞って,本アーカイブにおけるメタデータの作成・蓄積・検索に関わる諸問題を考察する。
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