主催: 日本毒性学会
会議名: 第47回日本毒性学会学術年会
開催日: 2020 -
非臨床のCDISD標準であるSENDに準拠したデータの作成・蓄積が進むにつれて,規制当局への提出目的以外に,創薬へのSENDデータ利活用も活発に議論されるようになってきた。一方で,我々のタスクフォース活動を通じて,SENDデータがこのまま蓄積しても,必ずしも目的とする解析に使えるとは限らない現状がみえてきた。
本発表では「標準」とは何かを振り返り,SENDの現状を踏まえて,我々自身が何に気を付けてデータを作成・蓄積することが,より良い薬を,より早く開発することに繋がるかについて課題を整理し,解決策を提案したい。