株式会社東郷製作所
1987 年 1987 巻 32 号 p. 31-34
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弁ばねに代表される疲れ強さを要求されるばねは, その疲れ強さ向上のためにショットピーニングを施すのが通例である。 ショットピーニングによる疲れ強さ向上の主な要因の一つとして, 圧縮残留応力層の生成があるが, 従来のショットピーニングでは, 表面近傍で圧縮残留応力が低下しているのが一般的である。そこで, 本報では強度の異なる複数のショットピーニングと熱処理を組合わせることにより, 表面値, 深さ共に十分な圧縮残留応力分布を得る方法を検討し, その結果, 疲れ強さが向上することが確認された。
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