Department of Geology and Mineralogy, Graduate School of Science, Kyoto University
2000 年 10 巻 1 号 p. 165-188
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中部·南部琉球には後期更新世の裂僻·洞穴堆積物(おおむね最終氷期に形成されたもの)が発達しており,これらの堆積物からはしばしば陸生脊椎動物群の優れた化石を豊富に産出する。沖縄島·伊江島·久米島·宮古島·石垣島の各地から採集されたこれらの化石群を調べた結果, 11 目17 科に属する総計44 種の鳥類を認めた。本研究は化石記録を基に,現世鳥類相の形成過程についての考察を試みた。
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