千葉大学大学院
千葉大学園芸学部
株式会社那須ナーセリー
東武緑地建設株式会社
1987 年 16 巻 2 号 p. 133-136
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
乾燥地緑化の初期段階に芝草を導入することを考え, その場合の保水剤利用の影響について検討を行なった。乾燥地にしばしば存在する塩類集積の条件は, 塩水の散水によって再現を試みた。発芽試験においては発芽率の上昇, 生育試験においては植物体乾燥重量の増加というかたちで影響が現れた。保水剤の性能試験では, 塩分の影響によって, 性能及び耐久性の低下がみられたが, 生育試験の結果は, 塩類の存在する条件下においても, 保水剤の施用が有効に作用していることを示した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら