1973 年 2 巻 2 号 p. 27-32
1971年から1973年にかけて、申国および九州地方の12ゴルフ場のZoysia spp.を中心にしてシバの重要病害の発生状況について調査した。その結果、Curvelaria spp.のによる発病が最も多く、かつシバに大害を及ぼしていた。ついでHelminthosporium spp.であり、Fusarium spp., Pythium spp.とつづいた。Fairy ringの緑色の加色されるものからはホコリタケ、緑色の加色および葉枯状のringからはコムラサキビメジが観察された。