1993 年 17 巻 34 号 p. 33-38
輝尽性蛍光体BaFBr:Eu^<2+>を紫外から真空紫外域のナノ秒パルスレーザーを用いた画像の記録材料としての応用することを提案し、具体的には市販のイメージングプレートを用い、この波長城での感度特性、応答特性を評価した。この結果、イメージングプレートは光子エネルギー4.6eV以上の光に対して記録能力を有し、ナノ秒パルス光についても線形応答を示すことが確記された。実際に真空紫外ナノ秒パルスレーザーであるAr_2エキシマレーザーのビーム内強度分布を測定する装置を製作し、ビームパターンの測定を行った。イメージングプレートの特長を活かした真空紫外光の強度記録に使用できることを実証した。