金属ガイド付光磁気ディスクは従来の案内溝付光磁気ディスクと比べ、狭トラックピッチ化、低ディスクノイズ化に対して有利である。ここでは、金属ガイドにCrを用い、トラックピッチ0.85μmのガイド作製プロセス、すなわち露光パワー、レジスト膜厚、レジストアッシング条件の最適化を行い、低ディスクノイズ化およびCNRの改善を行った。波長780nm、対物レンズNA0.53の光学ヘッドを用いたとき、トラックピッチ0.85μmにおいてCNRは1.0MHzで53dB、3.73MHzで47dB、クロストークは1.0MHzで-23dB、3.73MHzで-26dBとなり、実用可能な値が得られた。その結果を基に、波長680nm、対物レンズNA0.60の光学へッドを用い8倍密度90mmMOも可能となる見通しを得た。