テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
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相変化光ディスクの構造と消去比 : 光吸収補正および徐冷構成による高線速条件下での消去比の向上
北浦 英樹秋山 哲也太田 威夫
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1995 年 19 巻 14 号 p. 47-52

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抄録

相変化光ディスクの高線速条件下における消去比を向上させるために様々な構成のディスクを試作・評価し、課題抽出を行った。その結果、光吸収補正だけでなく徐冷化も消去比向上の有効な手段であることがわかった。特に光吸収補正構成であり、なおかつ徐冷構成である反射層を有さない構成のディスクにおいては、14m/sの線速条件下で25dB以上の高い消去比が得られた。また熱膨張係数の小さいSiO_2層の効果により、反射層を有さない構成のディスクにおいても50万向のオーバーライトにおける良好な繰り返し特性が得られた。

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© 1995 一般社団法人映像情報メディア学会
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