松下電器産業株式会社材料デバイス研究所
1995 年 19 巻 14 号 p. 47-52
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相変化光ディスクの高線速条件下における消去比を向上させるために様々な構成のディスクを試作・評価し、課題抽出を行った。その結果、光吸収補正だけでなく徐冷化も消去比向上の有効な手段であることがわかった。特に光吸収補正構成であり、なおかつ徐冷構成である反射層を有さない構成のディスクにおいては、14m/sの線速条件下で25dB以上の高い消去比が得られた。また熱膨張係数の小さいSiO_2層の効果により、反射層を有さない構成のディスクにおいても50万向のオーバーライトにおける良好な繰り返し特性が得られた。
映像情報メディア学会技術報告
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