テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
19 巻, 14 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1995 年 19 巻 14 号 p. Cover1-
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1995 年 19 巻 14 号 p. Toc1-
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 山口 淳, 鈴木 誉久, 鷲見 聡, 虎沢 研示, 綱島 滋
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 1-7
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    将来の高密度光磁気記録方式に対応した媒体として、研究が進められているPt/Co多層膜は、現在実用化されている希土類金属-遷移金属合金膜と比較した場合、磁界感度特性が劣っており、実用化に際してはこの点の改善が不可欠である。本報告では64mmφ小径ディスク基板上に周期、組成、バッファー層を変化させたPt/Co多層膜を成膜し, その磁界感度特性の変化について評価した。ZnOバッファー層上にPt/Co多層膜を成膜した場合、Pt/Co層の組成、周期の変化に対して、磁界感度特性に変化は見られなかったものの、バッファー層をSiNに変えたところ、3dBほどの変化が見られた。これは、ZnOとSiNバッファー膜の垂直磁気異方性の違いが、磁界感度特性に影響を与えているものと考えられる。
  • 藤原 裕司, 櫻井 雅樹, 梅田 直嗣, 兪 祥游, 岩田 聡, 鈴木 謙爾, 綱島 滋
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 9-15
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    Nd(Tb, Dy)/FeCo多層膜をスバッタ法により作製し, 次世代光磁気記録媒体への応用の観点から磁気特性を評価した.これらの多層膜は積層周期, 組成, 層厚比を最適化することで5.0×10^5J/m^3という大きな垂直磁気異方性を示した.また, これらの多層膜はTb, Dyの大きな1イオン異方性のため希土類層における重希土類の組成が約35at.%まで角型比1を維持している.多層膜の垂直磁気異方性が積層周期によって大きく変化する現象を解明するため, EXAFS分光法によってTb/Fe多層膜の微細構造を解析したところ, Fe-Fe, Fe-Tbの相関の比が影響していることがわかった.波長400nmでの磁気光学Kerr回転角は現行のTb-FeCo合金膜に比べて約1.5倍の値を示した.
  • 小林 忠, 鈴木 克己
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 17-24
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    記録膜とその上下の誘電体保護膜との間に金属境界層としてタングステン(W)膜を用いた相変化ディスクの層構成について検討した。このW境界層を用いた層構成とすることで結晶化速度およびアモルファス部と結晶部の光吸収を制御できることがわかった。波長690nmのLDとN.A.=0.6の高開口の対物レンズを使用した高密度ZCAVのマークポジション記録で実用的なCNR、消去比およびサイクル特性が得られた。
  • 大林 元太郎, 廣田 草人, 奥山 太, 家城 雅美
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 25-30
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    書換型相変化光ディスクのアーカイバル寿命は、Al合金反射層の熱安定性に依存していると推定される。MxGeSbTe(Mx;Pdなど)合金記録膜と熱安定性の高いAl合金反射層で構成したディスクは、データ保存耐久性に優れ、96℃80%RH環境で7800時間経過後も記録部のビットエラーレートの劣化はほとんど見られない。
  • 小林 一, 松井 勉, 藤村 雄己, 岡田 満哉
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 31-37
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    線速12m/s, (1,7)RLL記録、最短ビット長0.34μm/bitの最高繰り返し周波数におけるCNRによって光磁気媒体と相変化媒体の線記録密度の比較を行った。この結果、相変化媒体のCNRは50dB、光磁気媒体は40dB程度であり、両者に10dBの差があることを掴んだ。相変化用光ヘッドは光磁気ヘッドをもとにノイズ周波数特性を測定し、アンプノイズレベルとレーザノイズのレベル差を10dB以上にとれる光ヘッドを開発した。ビットエラーレートの評価基準を10^<-4>としたとき、光磁気媒体のビット長は0.45μm、相変化媒体のビット長は0.34μmであり、相変化媒体は光磁気媒体に比べて1.3倍の記録密度となった。
  • 久保 高啓, 伊東 卓哉, 山田 聖哉
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 39-46
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    大容量メモリである光ディスクの大きな特長の一つは互換性があることである。これを確保するため、国際規格が作られている。規格の審議、運用・維持活動支援のため標準ディスク、校正ディスク利用提案や共通試験の試みがなされている。ここでは、記録再生特性の共通試験、ほこりの影響の共通試験法、回転しているデイスク上のレーザスポット径測定法、ディスクの回転すべりの指摘と測定法、温度依存性共通試験法の研究状況について述べる。
  • 北浦 英樹, 秋山 哲也, 太田 威夫
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 47-52
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    相変化光ディスクの高線速条件下における消去比を向上させるために様々な構成のディスクを試作・評価し、課題抽出を行った。その結果、光吸収補正だけでなく徐冷化も消去比向上の有効な手段であることがわかった。特に光吸収補正構成であり、なおかつ徐冷構成である反射層を有さない構成のディスクにおいては、14m/sの線速条件下で25dB以上の高い消去比が得られた。また熱膨張係数の小さいSiO_2層の効果により、反射層を有さない構成のディスクにおいても50万向のオーバーライトにおける良好な繰り返し特性が得られた。
  • 唐木 幸一, 佐々木 浩子, 光永 正治
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 53-58
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    結晶中にドープされたEu^<3+>は、低温において非常に鋭いホールバーニングを形成する事が知られている。即ち、不均一吸収線幅〜10GHzに対し、ホール幅、あるいは均一幅は1kHz以下と固体中で最も狭く、さらに一度形成されたホールは永続的である。このため、この材料は記憶容量10^7ビットの大容量周波数領域光メモリとして期待されるばかりでなく、その極めて短い書き込み時間により、ホログラフィーの手法を用いて、リアルタイムで動画像を周波数領域へ記録する事が実現できる。今回、我々はEu^<3+> : Y_2SiO_5を用いてこの動画記録の実験的検証に成功した。
  • 清水 敦志, 水谷 陽介, 小川 和也, 金井 雄一, 土屋 洋一
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 14 号 p. 59-66
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    現行CDの4倍の記録密度を持つ4倍密度光ディスクを開発した。このディスクの読みとりは、短波長である635mm赤色半導体レーザ搭載のピックアップを用いて行う。今回、この4倍密度光ディスクを記録媒体として、ディジタル動画圧縮技術MPEG2を用いた通常の2D映像だけでなく、3D映像も再生する動画プレーヤの開発を行った。このプレーヤは直径120mmのディスク1枚で、データ転送レート3Mbpsの動画を135分まで再生することができる。また同時に、マルチメディア機器全般の制御に必要なリアルタイム処理実行の中核となるリアルタイムOSを開発し、これをプレーヤに搭載した。
  • 原稿種別: 付録等
    1995 年 19 巻 14 号 p. App1-
    発行日: 1995/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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