東北大学工学部
1996 年 20 巻 9 号 p. 125-130
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軽量化、低消費電力化を可能とする反射型LCDは、明るく、高精細であることが求められている。そこで、新しく鏡面反射板と前方散乱フィルムを用い、液晶の複屈折効果を用いて表示を行う反射型LCDを提案する。この方式では、明るさ、高解像度化の点で有利となるだけでなく、複屈折フィルムで液晶の光学特性を補償することにより広視野角化、さらには高速応答化を実現することができる。本報告では、この反射型LCDに用いられる光散乱フィルムの最適条件について述べる。
映像情報メディア学会技術報告
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