2021 年 22 巻 p. 1-12
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教室環境や授業が児童生徒の学習面や心理面、特に「集中力」に及ぼす影響を明らかにするために、ユニバーサルデザインに基づく教室環境の整備、授業改善の実践とその効果の検証を行った。児童への質問紙調査、改善前後の授業の様子を録画したビデオ分析、実践した担任による妥当性評価の結果、児童の学習に対する注意集中時間や学習参加の姿勢が改善し、学習意欲が向上するなど、学習面と心理面の両面に良い効果が得られ、通常の学級におけるユニバーサルデザインの有用性が示唆された。
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