人間と環境
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鉛直不飽和浸透流モデルを用いた森林土壌の洪水流出緩和効果の評価 ─岡崎市鶇巣水文試験地での観測結果─
谷 誠長井 正博
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2020 年 13 巻 p. 29-42

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抄録
 岡崎市鶇巣町北原山の山地小流域で水文観測を行い、この結果を基に、森林土壌の洪水流出緩和効果について検討した。鉛直不飽和浸透流モデルによる数値計算結果は、降雨に対する洪水流量の応答結果をよく説明した。団粒状構造の土壌はカベ状構造の土壌より、洪水流出緩和効果が大きかった。その効果は、土壌層が厚いほど大きかった。これらの結果より、持続的森林管理のために森林土壌の保全が重要であることが確認された。
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© 2020 人間環境大学
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