バーチャル学会発表概要集
Online ISSN : 2758-3791
バーチャル学会2024
セッションID: 39
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分散型メタバースにおける強化学習を用いた効率的な接続先の選択方法の提案
*長廣 崇匡田中 勇気高見 利也行天 啓二大城 英裕
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抄録

本研究はP2P方式による分散型メタバースで、接続最適化を目指す研究である。P2P方式では、スケーラビリティの観点から接続先を選択する必要がある。先行研究でのヒューリスティック法では、Nodeの参加や離脱 (Churn) に対する耐性が考慮されていないため、実環境下での精度の低下が課題となっている。そこで本研究では、マルチエージェント深層強化学習の手法の一つであり、全体で最適化を行うMulti-Agent Proximal Policy Optimization (MAPPO) を接続最適化の際のアルゴリズムとして適用することを提案する。評価方法としては、理想的な接続形態との比較により、提案手法の有効性を検証するとともに、従来のヒューリスティック法との性能比較を行うことを提案する。

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© 2024 本論文著者
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