農林省農事試験場
農林省農薬検査所
1975 年 1975 巻 19 号 p. 64-68
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水稲に対する薬害は, 播種前の処理では20~40g/aで小さかったが, 出芽期の処理では40g/aで幾分みられた。タイヌビエに対する除草効果は, タイヌビエの出芽期の処理でもっとも大きく, ついで1葉期の処理で大きく, 代かき前後の処理では劣った。また, 除草効果は, 漏水条件下で不安定であり, 埴壌土では砂壌土の場合より小さかった。薬害と除草効果の両面からみて, 水稲の播種前でノビエの出芽期に当る時期の20g/a前後の処理は, 適用度が大きいと思われる。
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