農林水産省東北農業試験場
1986 年 31 巻 2 号 p. 171-175
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スカシタゴボウの生活環の解明を目的とした研究の一環として, 栄養体からの再生と環境条件との関係について検討した。(1) スカシタゴボウは栄養体 (根部・茎部) からの再生が可能であり, しかも光条件に制約されず広い温度条件で再生が認められた。しかし再生力は生殖生長の進行に伴い低下した。(2) 栄養体の土壌中での発生は, 埋設深度が浅いほど高い出芽率を示し, 5cm以上では急激に低下し12cm以上の場合ほとんど認められなかった。
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