主催: Webインテリジェンスとインタラクション研究会
会議名: WI2研究会
回次: 16
開催地: zoomによるオンライン開催
開催日: 2020/11/27 - 2020/11/28
p. 98-101
学術情報流通の分析では,ソーシャルネットワーク上のユーザに対して重要度を示す指標が用いられる.一方で,学術情報流通において,ネットワーク作成方法の違いによる,指標の変化やユーザアクティビティとの関係は知られていない.本研究では,論文言及への反応を用いたネットワークとフォロワを用いたネットワークによる,HITSスコアの変化を調べた.さらに,それぞれのHITSスコアと学術情報に関するユーザアクティビティの関係について調べた.それらの結果,高いHITSオーソリティ度をもつユーザのHITSスコアはネットワークの違いにより,大きく変化することが分かった.また,両ネットワークとユーザアクティビティとの関係がある程度一致していることが分かった.これらの結果は,フォロワを用いたネットワークと言及への反応を用いたネットワークのいずれにおいても,HITSスコアがある意味での重要度を表していることを示している.